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デカール貼ろう

●コンペカーを作る
  ・コンペカーを作るうえでデカール貼りは、避けて通れません。
  ですが、デカールを貼るのが苦手な方も沢山いらっしゃいます。
  私も破いたり、シワを作ったりと失敗しながら貼っています。

  何台か全面デカールの模型を作った経験から、デカールを貼る際に、注意していることやコツなどを紹介します。


●コツと注意点
  1.時間に余裕を持つこと
    ・デカールを貼るには、時間が掛かります。
      私の場合、全面デカールを全部貼るのに12時間以上掛かります。
      作例の中のM1やCLK-DTMは、15時間ぐらいかかりました。

  2.貼るパターンを決めること
     ・貼るパターン(貼る順番や基準)を決めると上手く行く場合が多いです。
      私の場合は、屋根→ボンネット→サイド→トランク→フロント→リアの順番が基本です。

  3.必ず透明な余白を切り取ること
     ・デカールの透明な部分は、極力切り取りましょう。面倒ですが仕上がりに大きく影響します。
      小さいデカールでも余白を切り取ることをお勧めします。切り取りには、よく切れる専用はさみがあると効果的です。

  4.パーツに馴染ませるツールを使うこと
     ・3次元の面に2次元のデカールを乗せただけでは、密着しません。専用のツール等を使いましょう。
      私の場合は、お湯とグンゼのマークセッターを使います。
      因みに、マークソフターは、使いません。(何回使っても上手く使いこなせません。単に技術が無いだけかも・・・。)

  5.重なりを少なくすること

     ・デカールが重なる部分は、極力少なくなるようにします。
      重ねると、下のデカールが透けたり、クリアをかけた後の研ぎ出しの仕上がりに大きく影響します。