BMW 320i Lichtenstein TAMIYA

●掲示板でお世話になっている「おやじさん」はバキュームマシンを自作されたそうですが
  難しそうなので、私はWORKの「桃像くん」を購入いたしました。

  桃像と言うだけあって確かに像に似ていますね。ご丁寧に目の部分はシールを
  貼って表現しています。

●この工程ってヒートプレスと呼ぶのが正しいのか、バキュームと呼ぶのが正しいのか
  よく解りませんでしたが桃像くんの説明書には「ヒートプレス加工ができる」
  「バキュームプレッサー桃像」と書いてますので【ヒートプレス】が正解なんでしょうね。

2008/01/20
●今週は日曜日がお仕事であんまり進んでいないうえに、地味な作業の連続ですが
  お付き合いください。

●320iはエンジンが付くんですがボンネットを開けるとシャーシ内部が丸見えです。
  これはいただけないので奥が見えない様にだけ致します。
  形はこだわってもキリが無いのであくまで蓋程度です。
  (ボディーはイェガーボディーに再登場してもらいます。)

●ホイールもフォーミュラクロームで塗装してピカピカです。
  BBSホイールはバリ取りしましたので向こうが見えてしまいますから
  ブレーキのディスクだけ作ってホイールに組み付けます。

  0.2mmのプラ板をコンパスカッターで切ってリューターで穴開けたお手軽ディスクです。

●続いてドアノブとゼッケンライトです。形は結構、適当です。

2008/02/09
●クリアもしっかり乾燥しましたのでコンパウンド掛け開始です。
  TAMIYAの粗目⇒細目⇒仕上げ目⇒セラミックコンパウンドでフィニッシュです。
  私は極力ワックスを使わなくて済むよう仕上げしています。

  ワックスを使うときれいなんですが、ワックス塗るとその後の部品接着が
  しずらくなるのが理由です。
  セラミックコンパウンドさえ、しっかり掛けておけばワックス使わなくてもピカピカです。


●グリルも塗装して仮組みしてみました。すっきりしたギドニーグリルの完成です。
  雪が止んだらエンジンを済ませて、完成に向けラストスパートです。

  今週はもう一回更新できるかな・・・?
     (200/02/09)

●完成間近になってくると小物の自作パーツが増えてきてなかなか進みません。
  先ずはキルスイッチ。

  キルスイッチは0.5mmのプラ棒に0.4mmの洋白線、消化スイッチ(?)は0.5mmの
  プラ板から作ったパーツに0.4mmの洋白線を差し込んで整形したものです。
  消化スイッチ(?)は形が良く解らないので適当です。

●エッチング大好きの私はエッチングも準備して塗装に入ろうと思ったら
  瞬間接着剤とマスキングテープでプライマーが剥げてしまいました。
  プライマーからやり直しです。

●明日は日曜日ですがお仕事なので今週はここまで。そろそろスパートかけて完成を
  急がないといけませんね。

  それにしても、今回は文字が多かった。
        (2008/02/02)

●で、一番良さそうなのを切り出して仮組してみました。
  最近のレジンKitに付いているパーツのようにはいきませんが、Betaに付いてた
  バキュームパーツよりはだいぶきれいです。

  kitのクリアパーツに比べたら隙間もないし、透明度も高いからこっちのがいい。
  と、自分を納得させています。
  ヒートプレスってホントに難しいですね。

工 程 名 工 程 の 詳 細
クリア塗装 ・1回目薄く、2回目少し多めに、3〜5回目たっぷりと5回に分けて塗装します。その後、全体をチェックしてクリアの
 薄い部分をスポット的に追加塗装します。乾燥期間は1〜2週間を目安に取っています。
 ペーパー掛け開始は塗膜の硬さを確認しながら開始です。
1000番ペーパー ・デカールの部分のみ軽く表層を一枚剥がす感じでペーパー掛けします。デカールの無い面は削りません。
 あくまで表層を一枚剥ぐ程度でガリガリはやりません。
1200番ペーパー ・この番手でデカールの段差を全て取ります。私はこの時点で結構思いっきりクリア層を削っていきます。
 但し、1200番は切削力が強いので、エッジや凸の部分はこの時点で決して手をつけません
 デカールの段差を取りながら理想の平滑な面を作っていくイメージでペーパー掛けしています。
 私はこの番手(1200番)の消費量が一番多いです。
1500番ペーパー ・水洗いした後、1500番で更に平滑な面に仕上げていきます。この時点でエッジと凸部分のペーパー掛けをします。
 面の大きな部分は人差し指の腹の部分を使って段差が無いか確認しながらペーパー掛けしていきます。
 屋根とボンネットの部分は目立ちますので、特にしつこく段差の確認をしながらペーパー掛けしています。
2000番ペーパー ・水洗い後、面の部分の仕上げに2000番を掛けていきます。最終確認も兼ねて小さな面まで軽く研いで行きます。
シャビシャビクリア ・水洗い&乾燥後、希釈率の高いクリアを最後に塗装します。希釈のイメージは通常の3倍程度です。
 シャビシャビクリアーで2000番のペーパーキズを消して行くイメージです。
 シャビシャビクリアーをやっておくとコンパウンドを掛けるクリアーのマージンができますのでコンパウンドの工程で
 角を出す心配も少なくなります

【ペーパー掛け⇒シャビシャビクリアのまとめ】
 ・上でも書きましたが私は研ぎ出しの工程を「ペーパー掛け&シャビシャビクリア」と「コンパウンド掛け」に別けています。
  モデラーの先輩のサイトを拝見していると、研ぎ出しのペーパー掛けは1500番と2000番をお使いになる方が多いようですが
  私は1000番から始めます。

  理由は「デカール貼ろう」(段差消し編)に書いていますがコツや注意点の追加説明も兼ねて工程をまとめてみましたので、
  宜しければご覧下さい。
  赤字は私がポイントと思っている部分です。下の部分は後日「デカール貼ろう」(段差消し編)に加筆いたします。

2008/02/02
●約2週間乾燥させたクリア層もようやく研げそうになって来ましたのでペーパー掛け
  開始です。「デカール貼ろう(段差消し編)」でもご紹介しているように、研ぎ出し工程を
  「ペーパー掛け&シャビシャビクリア」と「コンパウンド掛け」の2つに別けています。

  工程を別けている理由は「コンパウンド掛けの時間短縮」「角を出す危険の低減」
  「確実なデカールの段差消し」「平滑な面出し」等です。

●研ぎ出しはモデラーの皆さんでいろいろコツがあるようですが、私はこの工程が一番
  上手くいくと信じてやっています。いろいろ試しながら更に上手く行く方法を探します。

●話が戻りますが320iは複雑形状でペーパー掛けがすこぶる大変でした。

●前回作ったヘッドライトとレンズですが接着のことを考えてレンズ側と
  リフレクター側にテーパーを付けることにしました。
  これで0.3mmぐらい接着代が出来ましたのでなんとかなりそうです。

  右側の列がテーパー未加工で左側の列がテーパー加工済みです。
  違い解ります?

●で、銀黒の窓枠なんですが前回作った窓枠を見てるうちに黒の部分が少ないのが
  気になってもう一つ作りました。

  このサイトをご覧になっている方は「n-hirobeはそのうち作り直すぞ!」と思って
  いらしたでしょうが「はい、正解です。」どうも気になって仕方ないので銀と黒が
  同比率のVer.を作りました。

●塗装を終えたらイメージの合う方を選んで組み込みます。
  もう一つの窓枠はどうしましょう・・・。
     (2008/01/20)

●そのバキューム型を整形中です。どこまで転写されるか全く解らないので
  気泡も真面目に埋めています。

  もしかすると、ここまでやらなくてもいいのかもしれませんが初体験ですから
  手探り状態です。作業は何事も経験の蓄積ですね。

●小物も始めました。これはエンジンに付けるパーツを自作しているところです。
  エンジンもほんの少しディテールUPしてみます。

●初めての作業なので後回しになっていたバキュームの型を作っていきます。
  作り方は「模型電動士さん」が以前ベレットで紹介されていた方法を真似させて
  いただきました。

  一体だったクリアパーツを前後ウインドウにカットしてゾルを塗った上から
  パテ盛って更にそれを型としてもう一度パテでバキューム型を作るという方法です。
  順番は左から右です。

  模型電動士さん、作業手順合ってますよね?

●リアは比較的きれいでほぼ満足です。
  「きよみさん」完璧ではないですが宜しければ2番目にいいヤツを送りましょうか?
  イマイチですがリアだけなら使えそうですよ。

  (イマイチのものを勧めるのもなんだか気がひけるんですが・・・。)

●上の型紙に合わせて0.5mmのプラ板を切り出してシャーシの目隠し完成です。
  シャーシの塗装にあわせて半艶黒に塗ります。

●私はプラ板でパーツを切り出す際に紙で形を作ってから、それを型紙にして
  切り出していきます。

●リアのタイヤハウスの部分も向こうが丸見えなので同じく蓋だけ致します。
  ここも、形はこだわってもキリが無いのであくまで蓋程度です。

●屋根の部分を拡大して見ました。ピカピカでしょ。
  実はデカールの段差消しでちょっと失敗して色がにじんでしまいました。
  どこだかわかります?


●工程の名前はさておいて、難しいたらありゃしない!こんなにやりましたがやる前に
  描いていた理想の形状はできませんでした。掲示板で「おやじさんに微小ホコリでも
  塩ビ板に凸キズが出るよ。」とお聞きしていましたが全くその通りでした。

●型を細かな番手のペーパーで何回も仕上げ直しましたし、塩ビ板の加熱具合もいろいろ
  試しましたがギブアップ!前回作ったBetaについていたバキュームパーツより出来が
  良くなった時点で諦めました。ヒートプレスはまだまだ経験と工夫が必要です。

●ヒートプレスをやるのに奥さんにも掃除機係り&ホコリ飛ばしを手伝っていただきました。
  「手伝ってあげたんだからHPに書いときなさい!」と言っていましたので
  「奥さん。ありがとうございました。また、手伝ってね。」(←と、おだてておく!)

●ボディーの乾燥を待つ間に初体験のヒートプレス(バキューム)に挑戦です。
  Kitのクリアパーツから型取った「型」もしっかりペーパー掛けして準備OKです。

●シャビシャビクリア後、約1週間経った状態です。画像でははっきりしませんが
  クリアーの乾燥に伴って面はシャープになってきましたがヒケてきてペーパーキズが
  ほんのり浮かんでいます。

  もう少し乾燥させたらコンパウンドの工程に入ります。

●シャビシャビクリアーを噴いたすぐ後です。面がポッテリしていますがいい艶が
  出ています。

  このままの状態で乾燥してくれるといいんですがラッカーですから乾燥に伴ってヒケて
  きます。