TAMIYAデカール編

●なかなか更新できなかった『デカール貼ろう』です。
 実践編の最初は、TAMIYAデカールです。
 このデカールは、以前貼った経験がありますがミスプリントもあり強敵です。

●最大のアピールポイントでもある『破れた段ボールから見えるエンジン』
 なんとも言えずカッコいいではありませんか。

 エンジンのデカールもさることながらサイドのデカールも結構馴染みにくい
 形状なんです。ボンネット部分とあわせて見せ所沢山です。

●デカールの貼り方を紹介したサイトが少ないだけに紹介の方法を模索中です。
 ご意見等があれば『掲示板』に書き込みください。
●段ボールが破れて剥き出しの『エンジン』の
 出来上がりです。

 ここまで全工程の所要時間約2.5時間です。

●最後に最大の注意点!!!
 マークソフターは、極力使わない事。
 TAMIYAデカールは、マークソフターに弱い。
 CLK-GTRのデカールは、一瞬にして融けます。

 私は、一切使っていません。
       (2007/06/03

●いよいよ、大判『エンジンデカール』の登場です。
 写真は、デカールを乗せただけの状態です。
●こういう谷の部分も要注意です。
 デカールが乾いてくると引っ張られて浮いてきます。
 気泡も入り易い部分なので何度もチェックが必要です

 浮いているとクリアーの工程で融ける危険性が高まります。
●このKitは、全体を青に塗ってからデカールを貼る指定になっています。
 前回作った時は、インストの指定通り青を塗って白いストライプのデカールを
 貼った後にエンジンデカールを貼りました。

 でも、そうするとエンジンデカールの発色が良くないし、エンジンデカールの
 下の白いストライプが透けてしまうんです。
 2回目だから何とかしたいので考えた結果がこうでした。

●色の薄い下地色のうちにエンジンデカールを貼れば発色がいい。
 下地色を白にしようかなと思いましたが、青を塗って白いストライプを貼るので
 バランスも考えて薄い水色にしました。(白でもさほど変わらないかも?)

●本塗装の青は、案外隠蔽力が弱いので下地が水色だとこちらも発色がいいかなと
 考えました。

●静岡前に仕込んでおいた『全面デカール用のネタ』OHPシートです。
 どう使うかは、順次紹介いたします。
         (2007/5/27)
【大判デカール実践編】

●先ず、基準を決める必要があります。

 黄色の点線部分でもいいのですが、ここを基準にすると
 後ろの羽根の部分に達する頃には、デカールの歪が
 大きくなります。

●この場合は、真ん中辺りの@赤線を基準にします。
 (どこを基準にするかは、経験がものをいいます。)

●次に伸ばして行く部分、A周辺を温めたティッシュで
 なぞりながら伸ばしていきます。

 コツは、以下のようです。
●案外難しいのがこういう凹みの部分です。
 少し高めのお湯で少しずつ少しずつ馴染ませていきます。
 決して一気にやろうと思ってはいけません。

 一気にやろうと思うと破れるか、シワになるかどちらかです。
●サイドのデカールも少々コツがいります。
 ○印の部分を浮かせながら進めていきます。
●以上のような工程で貼って行くと右の2枚の画像のように貼る事が出来ます。
 所要時間約45分です。(デカールのカットの時間等は、含んでいません。)
【デカールを伸ばすコツ】
 デカールを伸ばす場合に私は、いつも右の画像の様にティッシュを少し
 尖らせます。
 尖らせた部分にお湯を浸けて温めながら伸ばしていきます。

 この方法は、温度調節が簡単な事とベースの形状に馴染ませ易いメリットが
 あります。
 尖った部分を大きくすると大きな面も馴染ませる事が出来ます。

  (画像は、写真撮るために左手で持っています。)


●Bの部分は、シワがよりますのでシワを取る様に低温で馴染ませていきます。
 決して高温でやらない事、高温でやると取れないシワが出来ます。

●Cの部分は、最後まで浮かせておく事。デカールを伸ばして行くうちに歪が
 出来て歪がこの部分に集中します。くっ着かない様に絶えず浮かせて
 おきましょう。

●Dの部分は、デカールが乾いていくうちに引っ張られて浮いてきます。
 Cの部分と調整しながら貼っていかなければなりません。
 浮き具合を観察しながら進めます。

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デカール貼ろう