BMW 320i Lichtenstein TAMIYA

2007/12/02
●年末が近づいていろいろと忙しく模型もあまり進みませんが
  時間を作って少しずつ進めています。

●さて、ボディーの下地処理に入っていくのですが、
  このKitは金型も古くあちこちがヨレヨレでかなり難物です。

  実車の写真は友人iさんが撮影されたものを送ってもらった画像
  なんですが顔立ちも窓枠もスッキリしています。
  難物Kitなんですが極力これに近づけようと思っています。

●是非再現してみたいポイントがいくつかあります。
  1.銀と黒のフロントの窓枠
  2.サイドの銀の窓枠とスッキリしたルーフモール
  3.パッリチした目のヘッドライト・・・が代表的な部分です。

【フロント窓枠4】
●窓枠の内側もサンドペーパーで整形しました。簡単そうですが薄くて細くて大変でした。
  この時点で、窓枠の幅は1mmぐらいです。

  手間の掛かる作業でしたが、ようやく窓枠の土台の完成です。
  この土台は「銀黒の窓枠」の黒の部分です。

【フロント窓枠6】
●出来た窓枠をボディーに合わせてみます。 付けたアールもボディーにピッタリです。
  さて、そろそろクリアパーツも作らないといけませんが
  その前にパテで型を作らないとバキューム出来ません。

  バキュームは初挑戦ですのでちょっと楽しみです。上手くいきますやら・・・。

【フロント窓枠5】
●「銀黒の窓枠」の銀の部分が必要ですから土台の上に0.3mm×0.5mmのプラ棒を
  接着します。

  白一色だから画像じゃ良く解りませんね!
  白くて細くて画像じゃ上手く表現できませんが、出来はほぼ思惑通りです。
  接着剤が乾いたら銀の部分を整形して更に「スッキリ窓枠」にします。

  色を塗ったら画像でもはっきり見えると思いますので、そのうち・・・。

●フロントスポイラーもリアスポイラーもド派手で格好いいです。
  年内に真っ白ボディーにしたいんですが無理かな〜。
      (2007/12/23)

●後ろから。

  リアの感じも狙い通りです。320iの綺麗なアールのデザインが
  上手く再現できました。
  まだ細かな修正が必要ですがいい感じです。

●ボディーもようやく1回目のサフを噴きました。
  白いボディーなのでディテールがはっきりしませんでしたが
  サフ色になると画像でもはっきりしますね。

【フロント窓枠3】
●ケガキ線に沿って慎重にアートナイフでカットします。
  上手くやらないとここまでの苦労が水の泡と化してしまいます。

【フロント窓枠2】
●カットしたプラ板をボディに合わせながら整形したらデバイダーで輪郭をなぞりながら
  1mmちょっとの線を入れてカットする目安をケガキます。
  画像はケガキ線が薄くて見えにくいですね。

●サフを噴く前に320i工作のポイントの一つである「フロントの窓枠」を作ります。

【フロント窓枠1】
●先ず、紙でおおまかな形を型取って0.3mmのプラ板をカットしていきます。

●フロントを2mm弱とリアを1mm弱下げました。

2007/12/23
●何かと忙しく工作は進んでいませんが更新を・・・。
  モーターライズで必須の車高調整をします。リアの方は前回の更新で1mmぐらい
  落ちていますのでフロントを中心に調整しました。

  車高の下げ方はオーソドックスなやり方です。


●この部分もシャーシで気になる部分です。モーターライズの電池の金具が付く部分ですが
  横から見えるので埋めときます。 接着剤が乾いたら整形します。

●右のシャーシがKitのまんまの状態です。左のシャーシは修正済みです。
  右のシャーシのボディーと結合する部分には突起が3つ有って、これがボディーを
  浮かせている原因です。

  突起もろともペラペラになるまでヤスリで削って1mmのプラ板を追加しました。
  おかげで、サイドのステップ部分もシャーシにぴったり合うようになりました。

●320iを作る予定の方は修正必須ですよ。

●でも何でTAMIYAはこんな事やったのかな?モーターライズ用に車高でも上げたのでしょうか?

●違う角度で!
  特にリアの部分のルーフモールはスッキリして狙い通りです。

●下地処理が終わったパーツを全部付けて仮組です。
  接着剤が乾燥したら最終仕上げして、ようやくサフが噴けそうです。

  次は窓枠とバキュームです。
     (2007/12/09)

●切り取ったレインモールも0.3×0.5のプラ板で再生しました。
  この工程流し込み接着剤で接着するだけなんですが、言うほど簡単じゃありません。

●接着だけでは強度が弱いんですが、実車の真ん中にはステーが有るので
  それを追加することによってディテールアップと強度アップの両方を満たしました。
  一粒で2度美味しい・・・!?たとえが、ちょっと違いますね。

●ルーフスポイラーもボディーに全然合いません。幅が2mmぐらい広いので曲げて
  修正しようかと思ったのですが、折りそうなので別の方法で・・・。

  暫く考えて、半分に切ってしまいました。

●リアの整形中にシャーシと仮組みをしていたら気になる部分を発見!
  比較のために、またイェーガーの登場です。

●矢印の部分を見て下さい。隙間が出来ているでしょう。最初から気になっていた部分
  なんですが、隙間が空く原因を発見しました。

       (白のボディーは原因を修正済みです。)

●上の画像の下地を更に丁寧に仕上げたものが右の画像です。
  新品の金型だった頃の形状になったのかな?

  リアのスタイルは320iの売りの一つなので手間を掛けてでも綺麗にしたかったポイントです。

2007/12/09
●下地処理で一番大変だったのがリア周りの整形です。金型が古いせいでスライド部分の
  形状は相当手を加える必要があります。

  比較のためにKitのまんまのイェーガーのオレンジボディーを引っ張り出してきました。
  白のボディーの方は下地整形完成の一歩手前の状態です。
  パテで盛ってから整形しようかと思ったのですが、やってるうちに使わなくて済みました。

●ここまでヤスリやら粗目のサンドペーパーで相当ガリガリやりました。


●サイドの窓枠も後ろ側は使い物にならないので取ってしまいます。
  この部分はエッチングで再現します。

●フロントの窓枠からスタートです。
  使い物になりそうに無いのと、銀黒の窓枠を再現するために一旦、全部取っちゃいます。

●取って粗仕上げした状態です。 この作品のポイントの一つクリアパーツと窓枠を作らなければ
  なりませんので、ここまでにして次に進みます。

●銀黒の窓枠の作り方は先輩モデラーの方もいろいろな方法で再現されています。
   1.メタルックに代表されるアルミを貼った方式
   2.銀の部分に洋白線を埋め込んだ方式
   3.塗装による塗り分け方式

  是非、上記と違うやり方で試してみたいと思います。
  ま、言うほどたいそうなやり方ではないのですが「別パーツ方式」か「墨入れ方式」に
  挑戦しようと考えています。

  320iで別パーツ方式、次回予定のDaytonaで墨入れ方式を試して、私なりに上手く行く方法を
  模索してみます。

●追加のリアウイングとトランクも粗仕上げしました。
  前回の画像と比べると、だいぶそれらしくなりました。
  早くサフが噴きたくなってきましたが、まだまだ下地処理は続きます。
    (2007/12/02)

●サイドの窓枠とルーフモールを取ったので整形もしやすくなりましたね。
  この部分にスライドのパーティングラインがあるので丁寧に整形していきます。
  屋根も窓枠付近はヨレヨレなんで、ここも同時に整形していきます。

●ルーフモールも取っちゃいます。
  特にリアの部分は作り直してスッキリさせたい部分なんです。
  ここはプラ板を貼り付けた後、整形して行く予定です。

●Kitを見てみるとフロントの窓枠もサイドの窓枠もルーフモールもヨレヨレ&ガタガタです。
  まあ、古い金型なので仕方がありませんね。

  でも、私が小学生か中学生の時に出来た金型ですから、この状態が維持されていることは
  ある意味すごいことかもしれません。