LANCIA LC2 MODELER'S

(2009/01/01)
●今回の作品はLANCIA LC2です。Mr.CRAFTがまだやっている時にセールで
  LANCIA BETAと同時に格安で手に入れたkitです。

  本当はNASCARの塗装をしたいんですが、滋賀県北部は元旦から寒波の影響で
  雪が降って非常に寒いので部屋を暖かくしてこちらの下地処理に取り掛かりました。
●前から見るとフロントスポイラーの整流板が八重歯のようです。
  八重歯と言うよりキバかも?

●この車、ツノとキバが生えていてクラゲというよりも別の表現の
  方が適切かもしれませんね。
●修正個所が沢山有りますが頑張って修正します。
  リアウイングもまだ手付かずだし・・・。先は長い。
    (2009/02/01)
●形状がかなり複雑で整形作業に苦労しましたが
  ようやく1回目のサフまで。
●ピンバイスの穴をガイドに彫刻刀とアートナイフで形を整えていきます。
(2009/02/01)
●全体の整形に移る前にあと何点か加工をします。

  先ず、マフラーが出る部分。 キットはこんなパーツが付いています。
●私はガイアカラー塗料のユーザーじゃないので「これ」で試してみます。

  もう少し暖かくなったらテストします。結果は「hirobe流レポート」で報告。
  個人的にはフォーミュラクロームの結果が一番楽しみです。
  フィニッシャーズでも同じ効果が得られるのかどうか・・・?誰か既にやってます?
    (2009/01/24)
【番外】
●’08/11/30の「名古屋オートモデラーの集い」に行った時にご近所凄腕モデラーの
  「HOTARUさん」にガイアカラーのメタリックマスターの事を教えていただきました。

  何やらこれを使うとメタリック塗装が上手に出来るとか・・・?
  特にクローム塗装がいいようです。近くのキッズランドで取り寄せ注文しました。

  容器にはこんな事が書いています。
  
「メタリックカラー、パールの粒子を分散してきれいに塗装する溶剤」
  フ〜ン・・・。良く解ったような解らないような?
●プラ板で作った仮形状のフロントスポイラーを付けるとこんな感じです。
  一枚のプラ板でかなり雰囲気が変わります。

  これこれ、私のイメージのLC2になってきた。
●続いて後ろ。
  LC2は大きなリアウイングが着いています。
  Kitはホワイトメタルで出来ていて形状はいいんですが、問題が一つ。
●続いてクチバシ。
  パテ盛ってセッセと削りました。まだ満足いきませんが他の加工に移ります。

  サフ噴かないとボディーもパテも白いので形状が良く解りません。
●先ず、隙間が開いていて使えないスポイラーはシャーシから切り取ります。
  シャーシの加工はこれにて終了。
●そのフロントスポイラーを合わせて見るとこんな感じです。
  整流板はツノの横の開口部にエアーを引き入れる役目をしています。
●追加のフロントスポイラーも形を整えて小さな整流板を付けました。
●貫通させたわけではないんですが、奥行き間は十分満足。
●スジボリ終わって、大きな段差を整形しましたので
  全体の細かな整形に移ります。
●「4号車は」写真の画像ほど大きくないんですがフロント全面にスポイラーが
  付いているようです。 ここはぜひとも再現したい部分。
●クラゲのクチバシは太さも角度も何だか変です。
  Le Mansカーも顔が命ですから修正、修正。

  このKitは’85LM仕様で「4号車」と「5号車」が作れるようになっていますが
  「4号車」と「5号車」でも形状が少し違います。私が作るのは「4号車」なので
  その仕様に少し修正します。
   
(前回の更新で表現に誤解を生む内容がありましたので訂正しました。09/01/25)
(2009/01/24)
●比較的プロポーションの良いKitなんですが、手を入れなきゃならないポイントも
  いくつか有ります。

  その一つが、フロントの開口部周辺です。
  LC2特徴のクラゲのようなクチバシはどう見ても気に入らないポイントです。
  スポイラー部分も隙間が開いていますのでこのままでは使えません。
●リアはカウルとシャーシの重なる部分が不揃いだったので
  シャーシの方を力まかせに、ひん曲げて調整しました。

  ここはどうするか暫く考えます。

●NASCARが出来るまで並行製作に入ります。
   (2009/0101)
●バリ取って軽く整形しシャーシと合わせてみました。

  Kitなりにサラッと作ろうと思っていますが、
  フロント部分はこのままでは我慢できません。

  リップ部分を中心に少々手を入れないといけませんね。
●なのでプラ板重ねて「軽い」ウイングを作ることにしました。

  一番左のは試しに作って失敗したプラ板ウイングです。
  真ん中がKitのホワイトメタル製です。
●ご覧の通り開口部は全て穴が開いていますのでBETAの時のような手間は
  必要なさそうです。
●クラゲのツノの横の開口部も奥行き感が欲しい部分です。
  ピンバイスを使って仮の穴開け。
●奥行き感が出したいので貫通させました。

●ウイングの整形もやらないといけないので、
  サフ噴くのはまだ先です。
    (2009/01/24)
●クチバシの角度も修正し、フロント下回りをスポイラーが入るように薄く削りました。

  フロント下は隙間開いてるでしょ。

●レジンが流れ易いようにする為かボディー下にはバリのような出っ張りが付いています。
  これをカットする作業からスタートです。
●それは、ウイングがかなり重いのに支える支柱が細くて薄いんです。

  完成品を持ち運ばないのならこれでいいんですが、私は「静岡」と「名古屋」に必ず
  運ぶ必要がありますので破損&変形対策を施しておかないと会場で蓋開けたら
  「ガビ〜ン!!」なんてリスクが非常に高まります。