NASCAR MONTE CARLO SS Revell
(2008/11/2)
●今回の作品はNASCARです。「NASCAR界の暴れん坊」TONY STEWARTです。
このNASCARはモデラーのお祭り静岡ホビーショー モデラーズクラブ合同作品展で
参加させていただいているクラブ「車談呆人 カー模deリング GARAGE24」の
09年の「お題」なんです。
NASCARはKitも持っていませんので、Kit購入からスタートです。
近所の模型店にはNASCARは売ってないので東京出張時に「今は無きMr.CRAFT」
で買ってきました。(この時がMr.CRAFT最後の訪問だったような・・・?)
選んだ理由はいくつか有るんですが、「これならGARAGE24のメンバーの方と
絶対ダブらないだろう!」と思って買ってきました。
●テールランプのデカールは面積的には小さいほうですが
一番難しかったデカールです。
伸ばす部分と縮める部分の差が大きくて難しい。
小さいシワを残してしまいましたが、クリア工程で
解らないように誤魔化していきます。
(2008/11/17) コメント(11/19)
●デカールの感じもつかめたところで、いつもの様に屋根からスタートです。
●今回はデカール貼りの細かなコツもご紹介したいなと思っています。
その1番目。デカールは必ず「ニスの部分」を切り取りましょう。
段差消しの仕上がりが良くなるポイントですよ。
●今回のデカール貼りは思った以上に時間が掛かりました。
原因のひとつがフロント/サイドスカートとリアスポイラーの
カーボンデカール貼りです。
形状に合わせてカットしていかなければならないし、
スカート部分は浮かしておく必要があるので
思ったより苦労しましたが、仕上がりはほぼ思い通り。
●サイドスカートとリアスポイラーがホビーショップ「モデナ」の
カーボンデカールでフロントスカートがSTUDIO27の
メタリックグレー(M)です。
なぜ分けたかって?
「モデナ」のデカールの在庫が無くなったんです。
モデナのカーボンデカールはお気に入りのモノだったんですが
お店を閉められたそうなので入手不能になりました。
残念です。
●デカール貼りに時間が掛かったもう一つの原因は
デカールの硬さです。
硬くてボディーになかなか馴染んでくれません。
フロントライトをかたどったデカールは伸ばして縮めなきゃ
ならない小さくても難しい形状ですが、
かなり手こずりました。
●でも、全部貼り終えると格好よくて、ようやくNASCARらしく
なってきました。
●いつもならボンネットの裏も黒なのに、なぜグロスオレンジかと言うと
ここにもデカールを貼るんです。
本物のNASCARのボンネットの裏が何色か資料を探しましたが
見つからないの想像でオレンジにしました。
●ついでに、室内も黒に塗っちゃいました。
黒が足らなかったところは筆塗りでタッチアップです。
●ボンネットの裏はグロスオレンジです。
●後ろから、橙/黒の塗り分けだけで雰囲気がかなり出てきます。
●少しはみ出ているところもありましたが、概ねうまく行きました。
修正は3ケ所で、ほんの少しで終わりです。
画像では全く解らないほど、小さな修正です。
●ドアのサイド部分、フロント/リアスカートとリアスポイラーを塗り分け完了。
うまく出来てるか楽しみであり、心配でもある瞬間です。
2008/11/17
●マスキングして橙/黒に塗り分けします。
割り箸は持ち手にする様に貼り付けましたがあまり役に立ちませんでした。
●サイドスカートを後ろから見るとこんな感じです。 こっちも薄そうに見えるでしょ。
実は肉厚2.0mm!
●フロントグリルはこんな感じです。 いい顔でしょ!
●ベース色を丁寧にやったお陰で、本塗装は上手く行きました。
塗料はフィニッシャーズのピュアオレンジです。
この色は発色&隠蔽力が高くてお気に入りの塗料です。
●本塗装後にマスキング対策とデカールの密着度を上げるため
軽くクリアー噴いています。
クリアー噴いたので、この時点でかなり艶が出ています。
●ベース色もデカイボディーに苦戦。
いつもなら2回程度で均一なベース色になるのに今回は3回塗りました。
ベース色は丁寧にやっておかないと、本塗装で苦労しますから。
●デカイボディーと格闘して修正⇒サフを繰り返す事3回。
何とか下地完成です。完璧ではありませんがキリが無いのでベース色へ。
少々のデコボコはこの後の工程で埋まってくれます。
●フロント&サイドスカートの部分も肉厚が厚くて格好悪い。
こんな感じでウスウス攻撃。
ヤスリでガリガリ⇒ペーパーで表面を整えて完了です。
●グリルの裏側はこんな感じです。
結構適当です。 だって、見えないし。
●下地で苦労した箇所がいくつかあります。 グリルがその一つ。
肉厚が厚いので穴を開けただけでは全然ダメダメです。
裏側をリューターで削ったり斜めにペーパー掛けたり、
かなりの時間掛けてこの状態に。
●サフ噴いたついでにクリアパーツを合わせてみました。
窓枠の塗装がしてあるのもビックリしましたが、
パーツの合いもかなり良くてビックリしました。
微調整してなくてほとんど面一です。
上手く合うか心配したんですが、大丈夫でした。
●ピッタリ嵌るし敬意を表してクリアパーツをこのまま使うか
悩むところです。
(2008/11/09)
●このkit下地処理が結構大変でした。
ボディーがデカイうえに、表面がデコボコで面がどうなってるかわからなくなって
1回目のサフを噴きました。
●画像じゃ良く解りませんがサイドの部分は両側ともかなりうねっています。
ボディーの肉厚も厚くてこれも厄介な部分です。1.5〜2.0mmぐらいあるかな。
●上から。
この画像だとリアスポイラーのカーボン柄が目立ちます。
モデナのカーボンデカールは派手目なのが好みなんです。
「カーボンですよ!」って主張してくれますから。
●Kit付属のデカールの感じをつかむためにボンネット裏からデカールスタート。
ちょっと硬そうですが弱くは無いかな・・・?と言う感じです。
●リアはこんな感じです。
マスキングして黒を塗りたかったんですが、
下地処理に時間がかかって、今週はここまで。
(2008/11/09)
●フロントスカートを後ろから見るとこんな感じです。
削る前の状態の画像を撮っておかなかったんですが、違いは雲泥の差です。
薄そうに見えるでしょ。
実は肉厚2.0mm!
●穴開けて、筋彫りしてリアスポイラーは現在こんな状態です。
サフ塗装まではまだ暫く掛かりそうです。
(2008/11/02)
●Kitはグリルをデカールで表現するようになっていますが形も合ってないし。
●「人形は顔が命」有名なお人形のCMですね。
私は「車も顔が命」だと思っています。なので、このグリルは放っておけません。
●リアスポイラーも突起物は多いしガタガタなので突起物の切り飛ばしから。
●先ずはピンバイスで穴開けます。
●下地処理に入ります。
取りあえず、出っ張り部分を彫刻刀で切り飛ばしヤスリでガリガリやりました。
ヤスリを使わないと歯が立たないほどのデコボコです。
白くてどうなってるんだか写真じゃ良く解りませんね。
サフ噴くまで画像はズットこんな感じです。
●ボディーも一見良さそうですが結構デコボコでスライドは金型をかなり修正してあって
「溶接失敗してデコボコになっちゃった。」って言う感じです。
思ったより難物かもしれません。
●箱を開けてビックリしたのがクリアパーツです。
窓枠の色が塗ってるんです。ご丁寧にクリアも塗装されていて袋の上から
見てる限りでは良さそうでしたが、開けてみたらイマイチ・・・。
塗り直すかどうかボディー終わるまで考えます。
●続いてアートナイフでカットして開口完了です。
この後、裏を薄々攻撃してネットを貼れるように加工していきます。